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へのへの!

henoheno(ハワイ語)=かわいい=霧矢大夢さんと日々のあれこれ

地に足つけ系女優――「宝塚歌劇100年展―夢、かがやきつづけて―」霧矢大夢トークショー@国際フォーラム

好きだーーーーーーーーーーーーーーー!!!

霧矢さんが。

 

のっけから気持ち悪くて本当にごめんなさい☆

100年展に行ったせいでこんなになってしまいましたよっと。

 

12月16日(~28日まで)から始まった、宝塚歌劇100年展。


宝塚歌劇100年展 | Facebook

 

この催しには日によってトークショーがあるときがありまして、霧矢さんは18日の18時30分回のゲストで登場。ちなみに、お昼のゲストは元花組の月央さん・桜さん。

 

仕事佳境日が前日17日だったため睡眠時間3時間(辛)の4時起き、整理券配布は10時のところ6時にはフォーラムに着きましたが、すでに3、4人(先頭の人は5時過ぎから来ていたそう!)は並んでらして、皆さん熱い!と嬉しくなりました(月央さん・桜さんお目当ての方もいたようです)。

 

途中でフォーラム内にいれてもらえるとはいえ、時は師走。当然いろんな部分の末端から冷えてきて、友人たちとコーヒーやカイロを分け合ったりしつつ、「足の感覚がないよ、カイザー…」なんて脳内『ユージュアル・サスペクツ』ごっこをしたりしつつ、なんとかかんとかしのいで無事整理券ゲット。

 

その後仕事へ戻り、通常業務をこなし、夕方にはまたフォーラムへ。

 

けれど、年末進行疲労+早起き+寒いなかじっとしてる(×4時間)+フォーラムと仕事場行ったり来たり=眠気、という計算式どおり、かなり近くでお顔を見られる機会にも関わらず、うわぁウトウトしちゃったらどうしよー、と軽口たたいていたのです。霧矢さん入場までは。

 

司会を勤められた、白のジャケットをさわやかにやわらかくお召しの達つかささんの紹介で現れた霧矢さん―――

 

現代のオスカル様キタコレ

 

マニッシュエレガントの真骨頂だったーーーーーー。

 

グレーのツイードジャケットに白のカッターシャツ、黒のサテン地のスリムパンツで黒のピンヒール。

最近めっきり「女優さん」なお洋服ななかでのこのマニッシュさってだけでときめいたのに、そのスッキリとした姿にたなびく、ツルツルウルウルのセミロングーーーーーー!

ほら、こういうパンツスタイルだと、前髪ポンパ+ポニテとかの確率が高かったから嬉しい予想外で!

 

この男役と女優の狭間の色っぽさよ永遠なれ……!!!

 

完全にオスカル様、しかも、三部会で上の命令に従わなかったことでぶち込まれた衛兵隊が釈放されたのを慈愛の笑みを浮かべて手を広げてるオスカル様にしか見えず(下記参照のこと)

f:id:orkidea:20141222224154g:plain

ともかく、しょぱなから眠いどころの騒ぎじゃなかったのです。

 

ヴェローナの二紳士』マチネを終えての登壇だったのにも関わらず、お相手が日ごろ「きりやん」「ゆうちゃん」と呼び合う仲の達さんだったため、霧矢さんは終始リラックスモード。

 

以下、印象的だった話をポチリポチリと(順不同。内容は言葉ママではなく、あくまでニュアンスですのでそこはご了承ください)↓

 

・ 会の趣旨からして宝塚話8割くらいかと思いきや、『ヴェローナの二紳士』話多め。シルヴィア役については、ヴェローナのプロデューサーさんの頭のなかには、霧矢さんの『ノバ・ボサ・ノバ』新人公演のソールがあり、その弾けるイメージでオファーされたそう(このエピはスターファイルの有料パートで明かされてました が、こういう形で公になってよかったです)。初演の眞帆志ぶきさんも初演ソールで日本初演シルヴィアですので、ラテンのイメージは通底してるよう。

 

・退団して2年経つけど、まだ自然には「女」は演じられず、すごく意識して女を作ってる感じ。宝塚時代も女役はわりとあったけど、男役ベースの「女」と真っさらで作る「女」はやはり違う、とのこと。

 

・ということで、男性陣の殺陣の芝居などが気になるw堂珍さんが帽子(戦場でのギャリソンキャップのことと思われる)を、髪をフワッとさせた状態でかぶっていたので、「サイドの髪は撫でつける!キャップは真っ直ぐ!」と指導したこともw

 

・ 先日『PUCK』を観にいった霧矢さん。みんなに「ダメ出ししてください!」って言われるけど、もうそんなふうには観てなくて、女の子たちだけであんながんばってて一所懸命な場所はほかになく、純粋にすごい、と思うし、改めて宝塚の素晴らしさを感じてる。でも「霧矢さんが来てたからいつもよりもっとがんばりました!」と言われ、 「私が来たからっていうのはあかんよ。いつもそういう気持ちでやらな」と思わず先輩モードにw


・「宝塚に入るために必要なものは何か」の質問に、最終的に「覚悟」という武士的な答えをしていてさすがw


・ 最近ハマっていることは新聞を読むこと。世の中で何が起きているかをきちんんと知りたいから。パソコン等でもニュースは得られるけど、その場合は自分で取捨選択して読んだニュースに偏ってしまう。片や新聞は、自分の範囲外のニュースが一同に集められていて、思いもよらぬ心に留まる記事の発見があるのがよいところ。ただ、今は公演中なので忙しくて読めていない毎日。楽屋に持ち込んで読もうとしたけど、楽屋で新聞広げてるってすごいオジサンっぽい気がして、小さくたたんで読んでたりするw

 

上記のなかで印象的だったのは、新聞話(ブラザートムさんのラジオでも触れてましたが)で、自分の興味は「世界経済」みたいな大きなニュースより、地域ニュース、つまり市井の人たちの記事のほうに向く、と言われていたこと。

 

なんて霧矢さんらしい。

 

「英雄」や「スター」より「普通の人」を演じる霧矢さんのがもっと好きなので(『STUDIO54』ホーリー、最近だと『I DO!  I DO!』アグネスとか)、霧矢さん演じる市井の人は、そういうところに気持ちを寄せる人ならではの所演だよなぁ、と納得のひと言でした。

 

会自体は50分と予想を上回るたっぷりさで大満足し、いやー早朝並んだ甲斐があったなぁ、なんてほっこりしてた終盤、達さんがおもむろに「それでは最後になりますが、霧矢さんから今日お越しの皆様へ歌のプレゼントがあります」。

 

会場:!!!!!!!!!!!!!

 

その瞬間ボルテージが上がり過ぎて、同行の友人と

友「え?え?歌うの?なに?『この先の道』??」

私「それファン以外知らないでしょ!ヅカ曲だよきっと!」

なんてやりとりをしたり(申しわけございません)。

 

ワフワフしている私たちをよそ目に、霧矢さんはすっくとゼロ番(本当にこういう風情だったのです!)に立ち、流れてきたイントロは……

 

「ひとかけらの勇気」

 

もうね、その時点で目から水がすごい。私の目ん玉のダム容量ちっさ。決壊しまくり。

 

個人的なことをいえば、初・生霧矢さんが『スカーレット・ピンパーネル』という初心者マークファンということもあり、改めて、あのときからこれまで変わらずずーっと惹かれてて、 それで今ここにいて、やっぱり変わらず幸せにしてもらっていて、もうそれは本当に本当にありがたいなぁ、と胸がいっぱいになってしまい。。

 

私以外も皆さん、やはりスカピンはお披露目ということもあり思い入れもひとしおのようで、会場の結構な人数が涙していた模様。

 

よくよく考えれば泣く必要はどこにもないのですがw、おそらくきりファンさん全体に共通していたのは、女声化の構築途中の現在、いわゆるバリバリ男役発声は理屈抜きに郷愁を誘う、というところもあったかな、と思います。

 

歌い終えたあとは、当然熱い熱い拍手。

達さんも、「泣いてらしてる方が大勢いらっしゃったので、私ももらい泣きしそうになりました」とウルウルされていたよう。

晴れやかな笑顔でそのまま最後の挨拶をして、颯爽と去っていった霧矢さん。

 

結局、早起きしてよかった、なんて段じゃすまない、本当に幸せすぎるトークショーでした。

 



そしてこの催しを含め、最近ヴェローナの宣伝絡みでラジオやスターファイルといったインタビュー等、それなりに長い時間お話する霧矢さんを追っかけていて、しみじみと、「好き」がいつも新鮮に上書きされていく人だなぁ、と。

 

なんぞと書くと盲目ファンの戯言具合が非常に如実ですが…w

 

でも、たとえば新聞話ひとつにしても、「女優さん」という夢々しい職業をしていながら、実に地に足がついていて真っ当(霧矢さん的には「女優だからこそ」かもしれないですが)。

ちょっと大仰な言い方になりますが、「女優」という特権的な人物でなく、「世の中に生きる一己の人」でありたい、といったような思いが言葉のすみずみに感じられた気がします。

 

肩書き:女優――その正体は超リアリストな舞台職人。

 

この人やっぱり好きだなぁ、と再確認した時間でした。※はじめに戻る