へのへの!

henoheno(ハワイ語)=かわいい=霧矢大夢さんと日々のあれこれ

夢と現実と――日生劇場『ビッグ・フィッシュ』

デコルテを美しく見せるかっちりとしたオフショルダー、風が吹いたかのようにふわりと広がった裾。紺碧のクラシカルなワンピースをまとって現れたその人は、やわらかな金色の光をまとっているようだった。

 

ななななんて美しいんだ……!

いやいや、美しいのは充分知ってるけど、え、でもこんなに綺麗って??

 

ファンの欲目と言われればそれまでだが(笑)、最期の時を迎えるエドワードの前に立つサンドラは、神々しいほどだった。それはある意味、「過剰な美しさ」だった。

 

どうして、こんなに彼女が「美しくある」のか。

そのとき、彼女がこれまでどうやって生きてきたか、わかった気がした。

 

続きを読む

彼女からのエール――赤坂RED/THEATER『THE LAST FLAPPER』

自分のことを精一杯愛して、夫や家族のことも精一杯愛して、でも彼らに抑圧され、だからといって彼らを捨てきれず、結果、魂の行き場を失ったゼルダ

 

精神病院での最期の一日。数時間後に、ゼルダは火事で死ぬ。それを知っている観客の前で、彼女は、夫・スコット、父親、母親――これまでの人生で、自分と深く関わった人間との時間を再現する。

 

印象的な台詞があった。

どうして私のことが好きになったの?とキャッキャしながら聞くゼルダに対し、スコットはこう答える。

「君は人生を真面目に考えているところがある」。

この返答を、ゼルダは「フラッパーって言われる私が真面目ぇ?冗談でしょ!」といなす。

 

でも、わかるよ、ゼルダが本当はとても真摯な人なんだって。だって、そうじゃなければ、こんなふうにギリギリまで自分を追い込んだりはしないはず。

どんなに享楽的に見せてても、芯は硬い女性。これが、霧矢さんの持ち味にピッタリだった。

いや、というか、もしかしたら、霧矢さんが演じるからそういう女性に見えたのかもしれない。冒頭、ボサッとした表情で、無造作に扉から出ていた瞬間から、「あ、この女の人、好きだ」と思ったもの。

 

霧矢さんの硬質さ、乾燥注意報!(笑)ってほどのリアリスティックさが、ある種わかりやすい「悲劇のヒロイン」であるゼルダの慟哭を、客観的に描出していく。いやほんと、これが憑依系の「女のプロ!」(笑)みたいな女優さんだったら、相当しんどかったと思います、生々しくて。

 

ラストの5分、これまでの軌跡を辿ったゼルダは、まるごとの自分を肯定する。

 

「からっぽじゃない」。

 

そうつぶやいて、同じ言葉を紙に書きつけるゼルダの、少しうつむいた顔。

それは全幕中でもっとも穏やかで、どこか気高い表情だった。彼女の頭上から陽の光が優しく注ぐような健やかさ。「慈しみ」そのもの。

 

このシーンを観ていて。

実際に生きていたゼルダ・セイヤーという人。はた目からは決して幸福な人生を送ったとは思われていない女性。その彼女が、舞台を、役者の肉体を通して21世紀の今再生し、観客と出会うことで、救われたりはしないのかな?と考えたりした。

ゼルダが「生ききった」という事実が時を経て、私たちのなかに刻まれる。その存在が忘れられずすくい上げられることで、彼女の魂が昇華されたら嬉しいな、なんて。

こんなのは傲慢で身勝手な妄想かもしれないけど、霧矢さんゼルダのあの慈しみの表情には、私たちを鼓舞する強さが光り輝いていたから。

 

苦しんで、戦って、たとえ敗れても。

からっぽじゃない。あなたも、私も。

 

そんなエールが聞こえたような気がした、『THE LAST FLAPPER』初日。

 

当日券も出るそうです↓

napposunited.com

 

情熱的で気分屋でわがままでチャーミングなゼルダを演じる霧矢大夢。この人のファンでよかったなぁ、と思える一作がまた誕生しました。

霧矢アルドンザのここが好き!:『ラ・マンチャの男』@帝国劇場

いやもう、ご無沙汰ほんとすみません!

仕事が殺人的な状況なのと、土日は劇場詰めなので、書く時間がないよー。

 

っていうのはちょいウソ。

実は下書きでこじらせてる記事もあって、それはもう、ファンゆえにいろいろ考え過ぎてなんか書き上げられず。。

 

なので、もう単純に霧矢アルドンザの好きなとこ挙げてこ!ってことで。

 

続きを読む

祝!『ラ・マンチャの男』@シアターBRAVA!初日

もうね、前のエントリーが6月て。

自分の三日坊主前科ウン犯を考えるとやはりこうなったか…という感じなんですが、そこはツルッとスルーして、

 

ラ・マンチャの男』初日おめでとうございましたーーーーーーー!!!

 

仕事の休みがとれなくて職場で悶々としてましたが、友人たちから続々入る、

素晴らしい舞台だった!!

との報告に、比喩でなく涙したりして(笑)。

 

いやぁ嬉しい!

また新しい霧矢さん、でも霧矢さんらしい霧矢さんが観られると思うといてもたってもいられない!

 

マイ初日まではあと2週間弱ですが、それまではこれ↓を観て、期待を

グングンふくらませていたいと思います。osaka.thepage.jp

 

ともあれ、霧矢さんの舞台のいい評判を聞くと、もう世界が5割増し輝いて見えますな!(笑)

 

皆さま、よき夜を~!

My favorite 霧矢さん――HIROMU KIRIYA Live 2015-My Favorite Songs-@COTTON CLUB

私は霧矢さんのファンなので、霧矢さんでいろいろと夢想をします、日常的に。

まぁ主に、ジャンル問わずいい役を発見すると、「霧矢さんでこの役観たいな~」とその姿を想像してはニマニマしてるわけですが、なかには、「こういう場所で霧矢さん観たいな~」ってのもあり。

 

ってことであったのです、ずっと。

 

ジャズクラブでゆったりと歌う霧矢さんが観たい!という願望が。

 

いやもー神様ったら優しいんだからーこんな早く叶えてくれちゃう?っていう。

ということで、6月3・4日に開催された霧矢さんジャズライブ@コットンクラブ、観て参りました~。

 

続きを読む

イライザちゃんとの再会――2016年7月『マイ・フェア・レディ』再演@東京芸術劇場

き・たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

www.tohostage.com

 

夢にまで見た、あの、あの、あのイライザちゃんと再会が叶う…!!!

涙にじんでますよ、はい。

ラジオ出演!

うわーもう、前の更新が冬て!春すっ飛ばしててほんとすみません。。

6月コットンクラブの発表とかあったのにね…。

 

で、なんかさっき突然もたらされたので、告知!

以前も出演したことのあるこの番組に、明日5月19日、霧矢さん出演のようです↓

www.mbs1179.com

 

どうやら、『ラ・マンチャの男』の告知のようで。

「5/19 霧矢大夢 BRAVA!『ラ・マンチャの男』」という番組表の文字を見て、本当にラマンチャに出るん…と、にわかに現実味が増してきてドキドキしてます(ていうか現実です)。

あと、仕事の取引先に向かう道すがらのポスターが、『十二夜』から『ラ・マンチャの男』に変わり、そこを通る前も常にドキドキしています。

ときめきの!というより緊張の!脈拍ヤンチャぶりなので、9月まで身が持つのか自分。。

 

お稽古等はきっとまだかと思いますが、霧矢さんが今作についてまとまってお話されるのはこれが初…?おおおう「救心」をちょーだい!

 

関東圏の自分はまず、視聴環境を整えることが優先ですが、とりあえずご報告まで!